東濵町は今年2024年の長崎くんちの年番町!ところで「年番町」って何?

イベント

今年2024年の長崎くんちまであと少し!

街中では、踊町の方々の活気ある掛け声が響き渡っていますね~

踊町とは、「その年に奉納踊りを披露する町のこと」で、今年は、興善町・八幡町・万才町・西濵町・麹屋町・銀屋町・五嶋町の7つの町が踊町です。

そして、その踊町を支えるサポート役ともいえるのが「年番町」という存在

浜町アーケードがある「東濵町」は、今年はその「年番町」なんです!

今回は「年番町」について解説します!

2024年、東濵町は年番町!年番町とは?

※画像の無断転載は固くお断りいたします。

年番町は、諏訪神社の一年間の祭事に氏子の代表として関わる重要な役目があります。くんちでは小屋入りから始まる関係祭事への参列、諸会議の運営を行います。またくんち当日は、踊馬場(神社・お旅所)の運営進行の指揮をとり、御神幸(お下り・お上り)では、御神興三基にお供し、御神幸従列(ごしんこうじゅうれつ)の核となります。

「年番町奉仕諸事項」より抜粋

踊町を務めた4年後に年番町の役目が回ってきます。

つまり、踊町と同じように7年に1回、年番町が回ってくるわけなんですね。

年番町を務めた3年後に奉納する順番(踊町)が回ってくるので、その町の関係者は「もうそろそろ、俺たちの出番か!」と徐々に気合が入るきっかけになります。

ちなみに東濵町は、前回2017年に踊町として奉納し、その4年後が今年2024年なので(※)、今回年番町を務めるというわけなんです。
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため2020年~2022年奉納が中止だったため実際には7年後

年番町には具体的にどんな役割があるの?

神社での神事へ参列したり、段取りを整えたり、踊場の整備、お下り・お上りのお供、名簿確認、各学校への説明などなど、その役割は多岐にわたります。

打合せや事務手続き、運営など、くんちにはなくてはならない、とても重要な裏方のポジションなのです!!

主なスケジュール

6月1日   …小屋入り
10月1日 …事始め神事
10月2日 …【諏訪神社】氏子清祓い
【お旅所】仮宮地鎮祭
10月3日 …人数揃い、供奉員清祓い
10月7日 …御神幸従列奉仕(お下り)
【諏訪神社】遷御祭、踊場整理奉仕、くんちの夕べ踊場整理奉仕
【お旅所】仮宮奉仕
10月8日 …【お旅所】例大祭、仮宮奉仕
10月9日 …御神幸従列奉仕(お上り)
【お旅所】発御祭、踊場整理奉仕、仮宮奉仕
【諏訪神社】本社御着遷御祭
10月13日 …直会神事

ちなみに、今年の年番町は、

築町・銅座町・東濵町・八坂町・馬町・広馬場町の合計6カ町です。

ぜひ、今年の長崎くんちは年番町にも注目して楽しんでください!

年番町ヨイヤー!

※画像の無断転載は固くお断りいたします。